カリフォルニア感染拡大を受けて規制を強化

こんにちは。

シリコンバレー不動産です。

カリフォルニアではコロナ禍が始まって以来の急速な感染拡大の状態下にあるため、規制の引き締めが発表されました。感染者数は急増傾向にあり、昨日の死者は110人。検査数に対する陽性率も2週間前から2%も上がり、6%を超えました。入院患者数は2週間で46%増加し、ICU患者数も同じレベルで増えています。

この事態を受けて、州の監視下に置かれていた19の郡(カウンティ)について、一部の業種の屋内での活動が即時通告で停止されます。州には58の郡がありますが、対象となる19の郡を合わせると 州民全部の7割の人口に値します。対象となる19の郡の中には、ロスアンジェルス、サクラメント、サンタバーバラ、サンフランシスコ、それにシリコンバレーのあるサンタクララも含まれています。大体がLA近郊とベイエリアですが、ベイエリアでも アラメダ、サンマテオ、サンタクルーズは含まれていません。

屋内営業禁止の対象となる業種は、レストラン、ワイナリーおよびテイスティングルーム、映画館、ファミリー向けの遊戯施設、動物園・博物館・美術館、カードルーム(て、こんなにいろいろ開いてたの!?)。バーは引き続き屋内・屋外とも営業禁止。バーに関しては前の発表では推奨だったカウンティも禁止なるようです。屋内営業が再開されている小売業については含まれておらず、レストランも以前のテイクアウトやデリバリーの形態での営業は引き続き行われます。

独立記念日の連休である今週末は、南カリフォルニアとベイエリアのステイトビーチの駐車場はすべて閉鎖。カウンティでビーチを閉鎖している地域にあるステイトビーチは駐車場のみならず閉鎖。ビーチ以外の州立公園は開いているが、人数制限などの対策が練られるそうです。

上記の19のカウンティでは独立記念日の花火の打ち上げも自粛すべし。(強制ではない。)また、カリフォルニア州民は同居していない人と集まらないように。人が多い場所には行かないようにと。ニューサム知事は、「とにかく、マスク着用、手洗い慣行、ソーシャルディスタンス、そして混雑を避ける、同居していない人とは集まらない、どうしても会わないといけない時はマスク着用・ソーシャルディスタン」と訴えます。

進捗したことと言えば、州政府は各地域の保健局やビジネスセクターと協力して、規制に従っていないビジネスの指導を行っていること。また、UCLAとUCSFの協力のもと、感染をトラックするコンタクトトレーシングの人員のトレーニングが、目標の1万人を少し超えた人数で今週末に完了するということです。

知事が「シートベルトやヘルメット着用義務のように、マスクを考えてください。これまでにない感染拡大ではあるものの、一度は我々は感染拡大のカーブを下方向に曲げられたんです。必ずまたできます。みなさん、自分のことのように他の人のことを考えて行動しましょう。」と、訴えて会見は終わりました。

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