ベイエリアでRVで暮らす人が増えている

こんにちは

シリコンバレー不動産です。

皆さんは RV車って聞かれたことがありますか? 実はRecreational Vehicle の略語なんです。アメリカでのRV車は、キャンピングカーのことを意味します。日本では、もっと広範囲で、クロスカントリーカー、SUV、ステーションワゴン、ミニバン、トールワゴンなども含まれるそうですが。

今日はコロナ感染拡大の影響でベイエリアでこのRV車を購入また借りて、車内に住む人が増えているというニュースをお知らせします。

多くの人々が自宅で働いている今、「なぜ私は今も高価なシリコンバレーに留まっている必要があるのか?なぜ私はこの国のどこからでも仕事が出来るのにあえてこの混雑した都市に住んでいるのか?」 と自問している人が増えています。RV車に住むことはその答えの一つです。

アメリカにはRV Parkと呼ばれる広いキャンプ場や短期に暮らせる場所がたくさん存在します。毎日違う景色の中で目覚め、自然に囲まれ、水のせせらぎを聞きながら生活する事も可能です。高額な住宅費を払わずに、しかも人混みから逃れる事もできます。

確かにRV車に暮らすことは面倒な仕事も増えるし、道路で故障したりすることもあるでしょう。それでもRV車に暮らしている人は、それも楽しい冒険でとても価値がある事だと言います。

自ら望んでRVの生活を始めた人もいれば、一方でやむを得ず強いられている人もいます。そういった人はベイエリアの街の通りに駐車して暮らしています。2019年サンタクララ郡のホームレス調査によると、車両に滞在している人の数は2015年以来146%増加し、2019年には3,655人に達したということです。ホームレス人口の調査対象者の18%が車、RVに住んでいると報告され、その数は前年より増加しています。

ベイエリアの住宅費が高騰しているため、街から出る一つの方法としてRVを選ぶ人が増えているのは事実だと、RVの販売会社の社長は語ります。在庫のほとんどはもうオンラインで予約されているそうです。RVの引き渡しにおいては、病院と同等の滅菌システムを使い、購入した本人以外は誰も中に入れないようになっています。グレードの高い高級なRVも、低所得者用の安価のRVも両方売れているそうです。

ニュースの記事では 「それが冒険のためであれ、生き残る為であれ、RVで暮らすというのは新たなベイエリアの暮らし方からもしれない。」 と締めくくっていました。

皆さんはこのような生活いかが思いますか?

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