カリフォルニア州公立学校対面授業再開の指針

こんにちは。

シリコンバレー不動産す。

秋から始まる新学年、学校は再開されるのかどうなのか、されるならどういった形なのか、学校に行く生徒さんをお持ちのお子さんは心配なことだと思います。アメリカでは6月初めに学年が終わり、2ヶ月強の長い夏休みの後、たいていの学校は8月末に新学年が始まります。

6月の終わりには、サンタクララ群から一度対面授業の再開許可が発表されて各学区でその決定は任されていたのですが、カリフォルニア州のニューサム知事は17日、公立校における対面授業の再開に向けた新たな指針を発表しました。それは過去14日間にCOVID-19感染拡大の「要注意リスト」に掲載されていない郡のみで再開を容認するということです。知事はこれまで、各学区ごとに対応を定めることを認めていたのですが、感染者の拡大により方針を変えました。21日現在、カリフォルニア州58郡のうち35郡が「要注意リスト」に入っています。その中にはシリコンバレーのあるサンタクララ群、ロサンゼルス郡などが含まれ、州人口のほぼ40%を占めています。

対面授業を実施する場合にも、教職員らに定期的に新型コロナの検査を受けるよう求めるほか、小学3年生以上についてはマスク着用が義務づけるられます。学校の入り口で体温を測定する、教室内の机は6フィート離す、クラス内で1人でも感染者が出た場合にはクラス全員が在宅での学習に移行するなどのガイドラインを設けています。

対面授業が許可された学校においてもガイドラインに沿って運営していくのは、とても大変なことだと思われますし、父兄にとっても子供を学校に行かせるのには、そのリスクを考えると複雑な思いでしょう。 

サンタクララ群においては現在、要注意リストに含まれているので当面は対面授業の再開はありえないという決定です。

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