トランプ大統領 非移民ビザ取得希望者の入国を一時停止

こんにちは。

シリコンバレー不動産です。

たくさんの駐在員さんが働くシリコンバレーに(そして弊社にも!)多大な影響を与える布告がトランプ大統領によって署名されました。

6月22日、新型コロナウイルス感染拡大により影響を受けた米国民の雇用を保護する目的で、一部の非移民ビザによる外国人の入国を年末まで停止・制限するというものです。

対象となるビザは、(1)特殊技能職(H-1B)、熟練・非熟練労働者(H-2B)、(2)交流訪問者(J)、(3)企業内転勤者(L)の3つのカテゴリー。ただし、本布告が有効となる米東部時間6月24日午前0時1分時点までにビザの発給を受けている場合は、今回の措置の対象外となります。今回の布告は、4月22日に発表された移民ビザ取得希望者を対象とする60日間の入国停止措置を12月31日まで延長するとともに、入国停止の対象者を一部の非移民ビザ取得希望者に拡大するものとなります。

今回の布告では、以下1.~3.の非移民ビザを取得して米国に入国しようとする場合に、

(i)本布告の発効時点で米国外に滞在し、

(ii)有効な非移民ビザを有しておらず、

(iii)本布告発効時点で有効、または布告発効日以降に発行される米国への入国を許可するビザ以外の公式な渡航文書を有していない場合には入国停止・制限の対象となるというものです。

  1. H-1BもしくはH-2Bビザおよび、それに帯同する外国人
  2. Jビザで、インターン、研修生、教師、キャンプカウンセラー、オペア、夏季就労プログラムに参加する外国人および、それに帯同する外国人
  3. Lビザおよび、それに帯同する外国人

今回の措置は、合法的な永住者、米国人の配偶者または子である外国人は適用されません。

 

本布告は2020年12月31日に失効となりますが、必要に応じて継続される可能性もあり、布告の発効から30日以内に、またその後60日ごとに、国土安全保障長官が国務長官および労働長官との協議の下、必要とされる変更を大統領に提言することになっています。

シリコンバレー不動産はこちらに赴任してこられる皆様の住宅斡旋、生活立ち上げサポートをさせて頂いておりますが、赴任予定の方の入国が停止となると、弊社以外の企業も大きな被害、影響を受けることになります。

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