SVでオフィス賃貸する~アメリカ不動業界の違い1

#WhyWeDoMore! こんにちは。

シリコンバレー不動産です。

本日は賃貸オフィス物件を初めてシリコンバレー・サンノゼ・サンタクララ・サンマテオで借りる際によくある、ご質問、日米での違いをリストしました。これからオフィスを探そうと思っている方、ぜひ参考にしてみてください。

【1】ゆっくり探したいです。

このお気もち大変わかります!!

しかし、賃貸住宅物件と同じく、オフィススペースも空き物件が少ない上、需要が多いので、競争率が激しいのが現状です。

オフィススペースの70%近くがGoogle、Apple、Facebookなど大手テックカンパニーに占領されていて、残りは約30%しかございません。

住宅と同じく競争が激しい、好きなスペースが見つかった場合、特に1000Sqft位の小スペースは人気なので、すぐに動く必要がございます。

物件ごとに日本本社側の承認をもらわないといけないケースがたまにあります。

時差もあり、日本の承認を待っていると、もちろんすぐに他の会社にスペースは取られてしまいます。

現地の人が物件に関して決定権があると、とてもスムーズにいきます。

【2】2ヶ月後にオフィスオープンしたい。

アメリカのオフィス賃貸は、交渉を致します。

この交渉は、まず、テナント側より、このような条件ではどうですか?というLetter of Intentを提出する事で開始します。

その後、大家側がこのLetterを変更したり、条件を追加したりしてきます。

それをテナント側で受領後、またそれを変更したりします。

これを何度も繰り返し、様々な条件が合った後、本契約が結ばれます。

このような契約交渉をしていくため、契約書にサインがされるまで、かなりの時間がかかります。

また、内装工事も時間がかかります。

内装工事であっても、カウンティーによる工事許可をもらってから、工事が開始できます。

お役所仕事ですので、時間がかかることが多く、工事自体もアメリカですと予定より送れる事が多々ありますので、オープン希望より半年から一年前よりスペースを探すことが理想です。

【3】オフィス仲介の手数料はおいくらでしょうか?

カルフォルニアでのオフィス仲介に関しましては、テナント側から手数料をお支払いいただくことはございません。手数料を支払うのは大家となります。大家が大家側の不動産ブローカー分と、貸主側のブローカー分を支払います。

【4】内装工事費は自分でテナント側が負担ですよね?

これは、交渉次第でございます。

大家が払ってくれる場合もあります。

全額支払ってくれる場合、または工事費の8割、6割払ってくれる場合もあります。

テナント側が有利になるよう、弊社では交渉をいたします。

【5】現状回復はいくらくらかかる?

アメリカでは現状回復は必要ございません。

オフィスで工事して付け加えた物(家具以外)は、大家の物になります。

ですから、原状回復は必要なく、そのかわり、家具以外は退去時にそのままの状態で返却します。

Picture from Unsplash.com

【6】更新は簡単だから、不動産会社を通さなくてもいいですよね?

日本のように自動更新ではありません。更新時にも交渉が必要となります。

1、で述べたように、供給がすくな為、更新時には家賃がかなり上がる場合があります。

また、急に更新2ヶ月前に、このビルは、他のオーナーが購入しまし、アパートになりますので、契約終了で退去をお願いしますと知らせが来ることもございます。

こうなると、新しいオフィスを短期間で探す必要が発生、不利な条件または、満足しないオフィスを借りなくてはいけない場合がでてきます。

そうならないように、不動産会社を通して更新数ヶ月前から動きを見せる事が必要です

不動産会社が間に入ることで、ビルが新しいオーナーに購入されているかどうかはすぐに分かりますし、家賃の上昇を抑える事ができます。

更新だからと思わず、ぜひ不動産会社を使って賢く更新しましょう。

【7】不動産仲介者は大家側一人がいればいいでしょ?

これが、一番危険です!

日本では、仲介者が一人です。

なぜ危険か!!!こちらに関しては、別途ブログを書きたいと思います。

シリコンバレー(クパチーノ、サンノゼ、サンタクララ、サニーベール)に赴任がお決まりの方、ぜひシリコンバレー不動産 までご連絡ください。

Why we do more !

単なる物件探しだけではない、サービスをします!

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA